夏の代名詞といえば、向日葵(ひまわり)! 空に向かってまっすぐ伸びる姿と、鮮やかな黄色い花を見ると、それだけで元気をもらえますよね。お部屋に飾れば、パッと明るい雰囲気になる向日葵ですが、「せっかく飾るなら長く楽しみたい」「この夏の思い出をずっと残したい」と思う方も多いのではないでしょうか?
今回は、向日葵のちょっとした豆知識と、夏が終わっても向日葵の美しさを楽しむための保存方法についてご紹介します。
向日葵の豆知識:実は太陽を追いかけない?👀
向日葵は「太陽の花」として知られ、「ひまわり」という名前も太陽に向かって咲くことに由来しています。しかし、実はこれ、少し誤解があるんです!
向日葵が太陽を追いかけるのは、主に成長期にある若い向日葵だけ。若い間は、光合成を効率よく行うために、太陽の動きに合わせて向きを変えます(これを**「ヘリオトロピズム」**と呼びます)。朝は東を向き、日中は南へ、夕方には西へと向きを変え、夜の間にまた東へと戻るんです。
ところが、花が完全に開いて成長が止まると、ほとんどの向日葵は東を向いたまま固定されます。これは、朝日に当たることで、花粉を運ぶ昆虫が活動しやすくなるため、と言われています。
なので、もしあなたの家の向日葵がずっと東を向いていても、心配はいりませんよ!それが成熟した向日葵の姿なのです。
夏が終わっても楽しめる!向日葵の保存方法
夏の象徴である向日葵を、季節が終わっても手元に置いておきたい。そんな方のために、いくつか保存方法をご紹介します。
1. 切り花として長く楽しむためのコツ
まずは、花瓶に飾る段階でできるだけ長く鮮度を保つ方法です。
- 水切りをしっかり! 茎を水に浸した状態で、ハサミで斜めにカットします。こうすることで、水を吸い上げる面が増え、空気の泡が入るのを防ぎます。
- 水は毎日交換 雑菌が繁殖すると水の吸い上げが悪くなるため、毎日水を替え、花瓶も清潔に保ちましょう。
- 余分な葉は取り除く 水に浸かる部分の葉は、腐敗の原因になるので取り除きます。
- 涼しい場所に置く 直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避け、できるだけ涼しい場所に飾ってくださいね。
2. 思い出を形に!長期保存の方法
切り花で楽しんだ後も、向日葵の思い出を残したいなら、加工して保存するのがおすすめです。
- ドライフラワーにする 向日葵は比較的ドライフラワーにしやすい花です。
- ハンギング法: 最も手軽な方法です。茎を数本ずつ束ね、風通しの良い直射日光の当たらない場所に逆さに吊るしておきます。1〜2週間で乾燥します。向日葵は花のサイズが大きいので、重さで茎が曲がらないようにしっかり吊るすのがポイントです。
- シリカゲル法: 花の色や形をより美しく残したい場合におすすめです。密閉容器にシリカゲル(乾燥剤)を敷き詰め、その中に向日葵の花部分を埋めます。数日〜1週間ほどで乾燥します。
- 押し花にする 向日葵の大きな花びらは、押し花にするとダイナミックな作品になります。
- 新聞紙や吸水性の高い紙(ティッシュなど)で花を挟み、厚手の本などで上から重しをして、通気性の良い場所に置いて乾燥させます。数週間かかりますが、電子レンジで短時間で乾燥させる方法もあります。
- 注意点: 花の中心部分が厚いため、完全に乾燥させるのが難しい場合があります。薄い品種や、花弁を取り外して押すなどの工夫も必要です。
- 専門業者に依頼する 「大切な思い出の花だから、確実に美しく残したい!」という方には、専門業者への依頼が一番のおすすめです。
- プロの技術で美しい仕上がり: 自宅での保存では難しい、花の色や形をそのままに近い状態で残すことができます。
- 豊富な保存方法: 押し花(額装)、立体的なドライフラワー、ボトルフラワー、プリザーブドフラワーへの加工(リメイク)など、様々な方法から選べます。
- 手間いらず: 結婚式のブーケと同様に、専門知識と設備があるので、花を送るだけで美しく加工してくれます。特に向日葵は、その大きさからご自宅での加工が難しい場合もありますが、専門業者なら安心です。
夏の太陽の光をたっぷり浴びた向日葵。その輝きを、ぜひあなたの手元で長く楽しんでくださいね。

